【Excel】指定範囲の空白セルを一括削除し、左や上に詰める方法

Word・Excel

今回ご紹介するのは、指定した範囲内の空白セル部分をなくし、左や上に詰める方法です。

 

下図のように、まばらな入力を……

 

このように前に詰めることができます。

 

 

FURIO
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1つずつセルを選んで消すという面倒なことをしなくても、一括で出来るよ!

 

広範囲や複数範囲でも、簡単に空白セルを削除することができます。

 

また、同機能を使用した応用技も3つ紹介!

ぜひお役立てください。

 

※記事の画像は拡大できます。

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空白セルを一括削除する方法

空白セルを削除したい範囲を選択します。

 

そのまま「Ctrl+G」を押します。

すると「ジャンプ」というダイアログが開くので、左下の「セル選択」をクリック。

 

「空白セル」を選択 → OK。

 

 すると、下図のように空白セルだけが選択された状態になります。

 

 表の上で右クリックし、削除を選択

 

「左方向にシフト」を選択 → OK

 

空白セルがなくなり、入力された文字が前に詰まります。

 

【上に詰める場合】

同じ方法で、上に詰めることもできます。

※この場合は、空白セルを削除するとき「上に削除」を選択してください。

 



応用1:入力があるセルのみ色をつける

空白セルを削除したい範囲を選択します。

 

そのまま「Ctrl+G」を押します。

すると「ジャンプ」というダイアログが開くので、左下の「セル選択」をクリック。

 

「定数」を選択し、「文字」のみチェックを残す(数値・論理値・エラー値はチェックをはずす) → OK。

 

下図のように「入力があるセル」だけが選択されるので、リボンからセルに色をつけるか、フォントに色をつけるボタンを選択。

 

 

 完成です!

 

応用2:コメント(メモ)を一括削除する

下図のように、シートのあちこちに不要コメント(メモ)が散らばっており、すべて削除したい場合

「コメント」という名称は、エクセル最新版にて「メモ」に変更されています

 

「Ctrl+G」を押して「ジャンプダイアログ」を開き、左下の「セル選択」をクリック。

 

「コメント」を選択 → OK

 

コメント(メモ)が入っているセルだけが選択されるので、セルの上で右クリック → 「コメントの削除」を選択

 

コメント(メモ)が一括して消えます。

 

応用3:見えないオブジェクトを一括削除する

一見なにもないように見えるエクセルシートも……

 

じつはオブジェクトがたくさん貼り付けられていた、というようなことがあります。

 

オブジェクトがたくさん貼られていると、エクセルが重くなる原因にもなります。

使用していないオブジェクトは削除しましょう!

オブジェクトに該当する図形は、オートシェイプともいわれていました。図形とオートシェイプは同じもので、呼び方が違います。現在は「図形」が主流です。

 

「Ctrl+G」を押して「ジャンプダイアログ」を開き、左下の「セル選択」をクリック。

 

「オブジェクト」を選択 → OK

 

 オブジェクトがすべて選択されるので、Deleteキーを押す。

 



ジャンプ機能を活用しよう!

エクセルであまり使用されないどころか、その存在も知らない人が多い「ジャンプ」。

でもとっても便利で、色々と応用がきく機能でもあります。

 

なにより業務効率があがり、他の人と差が付けられます!

知らなかった方も、知っていたけどあまり使わなかったという方も、ぜひ活用してみて下さい。

 

FURIO
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お疲れさまでした!

 

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