WordやExcelファイルを開いたときに、下のような「保護ビュー」が表示されて驚いたことはありませんか?
「ウィルスに感染している可能性があります」といった怖い言葉が書かれているので、「本当に解除していいの?」と不安になってしまいますよね。
この警告は危険を防ぐためのものですので、この表示が出たからといってすぐに怖がる必要はありません。
しかし、すべてのファイルが安全とはいえないのも事実です。
そこで大切なのが、「解除してもいいかどうかを自分で判断すること」です。
この記事では、保護ビューを解除してもよいケースと注意すべきポイントを、初心者の方にも分かりやすく解説します。

どう判断すればいいのか
一緒にみていこう!
保護ビューは解除前に確認しよう[4コマ漫画]

保護ビューは解除する前に、いちど内容を確認してから操作すると安心です。
→ キャラ紹介ページ
保護ビューとは?危険な表示なのか
保護ビューは、「もしかしたら危険かも?」と判断されたファイルから、ユーザーであるあなたを守るために表示される機能です。
そのため、保護ビュー自体は悪いものではありません。
保護ビューは、主に以下のような場合に表示されます。
・インターネットからダウンロードしたファイル
・メールに添付されていたファイル
・他のパソコンで作成されたファイル
つまり、「外部から入ってきたファイル」に対して表示される仕組みです。
たとえば、社内の共有サーバーに置かれたファイルを開いたときに、保護ビューが表示されることがあります。
これは外部ファイルと同じように扱われるためです。
社内で作られたファイルであれば、作成者が自分でなくても、通常は問題ないと判断することが多いでしょう。
このように、保護ビューが表示されたからといって、すべてのファイルが危険というわけではありません。
しかし、100%安全だと言い切れないため、
「閲覧だけなら、このままの方が安全だよ」
と注意を促してくれるのが、保護ビューの役割です。
保護ビューは解除しても大丈夫?判断基準
ここでは、保護ビューの解除に対して「OKなケース」「NGなケース」を見てみましょう。
実際に、私自身が見聞きした具体的な事例も紹介します。
OKなケース(解除してもよいケース)
次のような場合は、比較的安心して解除できるケースです。
● 誰が作成したのかハッキリしているファイル
● 内容がきちんと分かっているファイル
NGなケース(注意が必要なケース)
次の場合には、解除に注意が必要です。
● ダウンロード元が不明なファイル
● 内容が説明と違うファイル
実際にあったケース紹介
では、私が実際に見聞きしているケースを紹介します。
事例1:教え子から届いたメールの添付ファイルで感染
内容を確認してほしいと言われ、知っている人物だったことから油断して開いてしまい、ウイルスに感染してしまったケースです。
事例2:自社の代表や役員の名前で届いたメールの添付ファイルで感染
仕事の指示を装ったメールだったため、不審に思いつつもファイルを開いてしまったケースです。
このように、「知っている人から届いたファイルだから安心」とは限りません。
一見すると信頼できる相手に見えても、実際には第三者がなりすましている可能性があります。
そのため、「誰から届いたか」だけでなく、
・本当にその人が送ったものか
を確認することが大切です。

知ってる人からのメールでも
油断しないでくださいね
保護ビューの解除方法
保護ビューを解除するには、「編集を有効にする」のボタンをクリックします。
クリックすると、通常どおりファイルを編集できるようになります。
よくある疑問と注意点
ここでは、保護ビューについてのよくある疑問と注意点をまとめました。
毎回解除しても大丈夫?
基本的には、あまりおすすめできません。
一見安全そうに見えるファイルでも、実際にはウイルスが仕込まれているケースがあります。
「いつも大丈夫だから、今回も大丈夫」と思わず、ファイルの内容を確認する習慣を身につけておくと安心です。
解除できない場合は?
保護ビューが解除できない原因はいくつか考えられますが、
まず試していただきたいのは、ファイルのプロパティで「許可する」にチェックを入れる方法です。
以下の記事で、ブロック解除の方法を画像付きで詳しく解説しています。
保護ビューを完全にオフにしていい?
こちらも、基本的にはあまりおすすめできません。
保護ビューは「ユーザーを危険から守るための機能」です。
表示が邪魔に感じることもありますが、安全性を考えると、常時オフにするのは避けた方が安心です。
判断に迷う場合は、オフにするのではなく、その都度内容を確認するようにしましょう。
配布ファイルは安全?ダウンロード時の考え方
インターネットからダウンロードしたWord・Excelファイルを開くと、保護ビューが表示されます。
この時、
「本当に安全?」
「保護を解除しても大丈夫?」
と身構えてしまうのは当たり前のこと。
むしろ、ここで一歩立ち止まって安全確認ができるのは、安全にパソコンを使う上でいい傾向です。
ダウンロードしてもいい?3つの判断基準
では、一体どのような場合なら、ダウンロードしたファイルを安全だと判断できるのでしょうか?
以下の3つを満たしているかを目安に、ダウンロードしてよいか判断しましょう。
① 配布元がはっきりしている(公式サイト・信頼できるサイト)
② 記事内でファイルの内容や使い方がしっかり説明されている
③ ファイルの中身が説明と一致している
・基本的に、ダウンロードは公式サイトから行うのが安心です。
・また、記事の内容が不十分だったり、ファイルの説明が曖昧な場合には注意が必要です。
・ダウンロードした後も、すぐに保護を解除するのではなく、ファイルの中身が記事と一致しているかを確認しましょう。
当ブログの配布ファイルについて
当ブログで配布しているExcelファイルは、次の通りです。
・実際に動作確認済みのファイルです
・不要なマクロや外部接続は含まれていません
配布しているファイルの内容や使い方は、記事内ですべて公開しています。
そのため、「中身が分からない状態でダウンロードする」必要はありません。
不安な場合は、ダウンロード後すぐに開かず、内容を確認してから使用することもできます。無理にダウンロードする必要はありませんので、「使えそう」と思った場合にご利用ください。

ダウンロードしなくても、
記事内でおなじ内容が見れるよ!
★ 不安を理解したうえで実際に試してみたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
→ SUMIF関数の使い方とサンプルファイル
まとめ
保護ビューは、「危険なファイルからユーザーを守るための機能」です。
表示されたからといって、すべてのファイルが危険というわけではありません。
大切なのは、「解除してよいかどうかを自分で判断すること」です。
今回ご紹介したポイントを、もう一度整理します。
■ 保護ビューの基本
外部から入ってきたファイルに表示される、危険を防ぐための機能
■ 解除してもよいかの判断基準
・配布元がはっきりしている
・内容や使い方がしっかり説明されている
・ファイルの中身が説明と一致している
■ 注意したいポイント
・知っている人からのファイルでも油断しない
・メール添付や不明なダウンロード元には注意
・毎回なんとなく解除する習慣は避ける
保護ビューが表示されたときは、「とりあえず解除する」のではなく、一度立ち止まって確認することが大切です。
迷った場合は、無理に解除せず、そのまま閲覧するだけにしておくのも一つの方法です。




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