Excelで「カテゴリごとに合計を出したい」と思ったことはありませんか?
たとえば家計簿で「食費はいくら?」「日用品はいくら?」といったように、
項目ごとに支出をまとめたい場面はよくあります。
そんなときに便利なのが、SUMIF関数です。
この記事では、SUMIF関数の基本の使い方から、
家計簿で実際に使う方法まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。
SUMIF関数とは?
SUMIF関数とは、「条件に合ったデータだけを合計できる」関数です。
そんなときに使うのがSUMIF関数です。
具体的に見てみましょう。
たとえばSUMIF関数を使えば、青枠のように「食費」の金額だけが集計されます。
SUMIF関数は、次のような場合に使うと便利です。
・個人別に数値を集計するとき
・商品別の売上や仕入集計を確認したいとき
・カテゴリ別の支出を合算したいとき

「条件に合った項目だけ集計できる」
のがポイントだよ!
★実際に家計簿を作りながらSUMIFを使いたい方は、
こちらの記事も参考にしてください。
→ 家計簿の作り方|予算オーバーを防ぐ支出管理表を初心者向けに解説
SUMIF関数の基本の使い方
SUMIF関数は、下記の数式を使って設定することができます。
「どこから探して」「何を条件にして」「どこを合計するか」を指定する関数です。
数式を設定する方法
数式を設定する方法は2つあります。
方法1:数式バーに直接入力
❶ セルを選択します。
❷ 数式バーに、数式を直接入力(コピペ)します。
方法2:関数の引数ダイアログボックスから入力
❶ 数式バーの左にある「fx」をクリックします。
❷ 関数の引数のダイアログボックスが開くので、
「範囲」「検索条件」「合計範囲」をそれぞれクリックし、該当するセルを選択します。

範囲はマウスで選択できるよ!
ピンク枠内の入力に間違いがなければ、青枠部分に正しい表示が出ます。
※範囲・検索条件・合計範囲のいずれかがズレていると、正しく集計されず「0」になることがあります。
SUMIF関数の範囲の選び方
SUMIF関数の「範囲」「検索条件」「合計範囲」は、どのセルを選択すればいいのでしょう? 分かりやすく画像で見てみましょう。
SUMIFの基本として、以下に該当するセルを選択します。
・範囲……カテゴリ(食費・日用品などの項目が入力された)列
・検索条件……合計を出したい項目名(食費など)が入力されたセル
・合計範囲……数値(金額など)が入力された列
この3つの役割を理解すると、SUMIF関数はどんな表でも応用できるようになります。
例として「食費」の金額を合計する場合は、
・範囲:カテゴリの列
・検索条件:「食費」と入力されたセル
・合計範囲:金額が入力された列
を選択すればOKです。
実際の表では、下記の箇所を選択します。
サンプルファイルのダウンロード
★練習用のサンプルファイル配布しています
この記事と同じ内容でSUMIF関数の練習をしたい方は、サンプルファイルを使用して実際に操作してみて下さい。
下の「ダウンロード」ボタンをクリックすると、ファイルが自動的にダウンロードされます。
※サンプルはExcel形式(.xlsx)です。
実際にSUMIF関数を使ってみよう!
ここでは、家計簿の「カテゴリごとの合計」をSUMIF関数で自動集計する方法を解説します。
使用する数式はこちらです。
=SUMIF(C6:C24,H6,D6:D24)
この数式は、次のような意味になります。
・C6:C24 → カテゴリの一覧
・H6 → 「食費」などの条件
・D6:D24 → 金額の合計対象
この3つを正しく設定することで、条件に合ったデータだけを合計できます。
SUMIF関数を設定する手順
では、実際にSUMIF関数を使ってみましょう!
ひとつずつ丁寧に進めていきますので、ゆっくりで大丈夫です。
❶ I6セル(SUMIF関数を設定するセル)を選択します。
❷ 数式バーの「fx」をクリックします。
❸ 関数の検索に「SUMIF」と入力して、検索開始ボタンをクリック。
❹ 候補として「SUMIF」「SUMIFS」が表示されますので、
「SUMIF」を選択してOK。
今回は1つの条件(例:食費)だけを集計するので、「SUMIF」を選択します。
❺ 範囲の欄をクリックし、
カテゴリ列(C6:C24)をマウスで選択します。
これにより、ダイアログボックスの「範囲」にも「C6:C24」と表示されます。
❻ 次に、検索条件の欄をクリックして、
「食費」と入力された「H6」セルを選択します。
この設定で、範囲の中から検索されるのは食費だけになります。
❼ 最後に、合計範囲の欄をクリックし、
金額の列(D6:D24)をマウスで選択します。
これにより、ダイアログボックスの「合計範囲」にも「D6:D24」と表示されます。
この設定で、「食費の金額」のみが合計されます。
範囲、検索条件、合計範囲を選択し終えたら、OKをクリックします。
❽ これでI6セルに食費の合計額が自動集計され、数式バーにもSUMIF関数を使用した数式が表示されるようになりました。
★SUMIF関数は、家計簿の内訳集計にも活用できます。
実際に家計簿を作りながら使いたい方は、こちらの記事をご覧ください。
→ 家計簿の作り方|予算オーバーを防ぐ支出管理表を初心者向けに解説
数式をコピーして使うときの注意点($でセルを固定する)
上記で使用した数式
=SUMIF(C6:C24,H6,D6:D24)
を、そのまま下のセル(日用品など)にコピーすると、
下のように範囲が1行ズレてしまいます。
そこで、コピーしても範囲がズレないように「$固定」を行います。
❶ I6セルをクリックし、数式バーに数式を表示します。
→ 数式バー上で「C6:C24」を選択しましょう。
❷ キーボードのF4を何度か押して、
このように、数字の前に$を付けてください。
❸ 同じように「D6:D24」も選択し、F4キーで数字の前に$をつけます。
❹ 下のような数式になればOKです。
これで下のセルにコピーしても範囲がズレることはありません。
まとめ
・SUMIF関数は、特定の項目ごとに合計を出せる便利な関数です。
・家計簿で使えば、「食費」や「日用品」などの支出を自動でまとめることができるため、日々の管理がとても楽になります。
・一度設定してしまえば、他の項目にもそのまま応用できるので、さまざまな集計に活用できます。

エクセル操作、お疲れ様でした。
SUMIF関数は便利なので、色々な場面で使ってみてね!
★ 今回紹介したSUMIF関数は、他のExcel操作でもよく使われます。
関連する記事もぜひ参考にしてみてください。
・家計簿を一から作りたい方はこちら
→ 家計簿の作り方|予算オーバーを防ぐ支出管理表を初心者向けに解説
・条件付き書式を使って見やすくしたい方はこちら
→ 条件付き書式で複数条件を設定する方法|AND・OR関数と優先順位も解説
→ 条件付き書式を複数セルに一括設定する方法|まとめて色をつける



























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