こんにちは!
レトロゲーマー FURIOです
ファミコンという愛すべきレトロゲームを、名作ソフトと共に紹介しちゃいます。
前回に引き続き、紹介するのは『すごろクエスト ~ダイスの戦士たち~』。
▼ 前回記事はこちら
次なる冒険
(今さらだけど)王様と話さないと、次のステージの情報が聞けません。
ルーレット以外に用事はないけど、たまに有益なことも教えてくれるので、会いに行ってみてください。
▼ 次に向かうべき場所の情報はこちら。
王様「リアスランドは、たくさんの島が集まってできた島国じゃ」
王様「リアスランドの海に何か異変が起きたと報せがあった。ゆくのじゃ、勇者たちよ!」
相変わらずのざっくりとした説明
迷いの海
いざゆかん、ステージ3へ!!
今回のステージは王様の説明どおり、島が集まってできた国なので、島から島へ渡るときは海に出る必要があります。
この「海のマス」をどう攻略するかがカギで、ここでもダイスコールがものをいいます。
なぜなら、海のマスは呪いマスと同じだから
※呪いマス …… 止まったらHP20%けずられる。
マップもさらに広くなっている上、後半はほぼ海のマスなので、しっかりレベルをあげていこう!
お城到着
今回は、最初に立ち寄るのがお城です。
王様に面会。
みなさん毎回個性的なお顔ですこと。
王様「よくぞ参られた、リアスランドへ。遠路はるばるご苦労であった」
王様「知ってのとおり、この国はあたりを海に囲まれた島国じゃ。たくさんの魚が捕れ、栄えておる」
王様「ところがこのところ海が荒れ始め、生き物の姿が消えてしもうた…。漁師たちは困り果てるばかりじゃ」
ハーフエルフ「それがモンスターの仕業だと…」
王様「わしはそう睨んでおる。原因を突き止めてくるのだ、ハーフエルフよ!」
王様「まず船を手に入れる事じゃ。どんな波にもビクともしない、丈夫な船を見つけるのじゃ!」
……という言葉を飲み込んでしまうくらい、今回の王様がマトモすぎる。
今までがおかしすぎたのか?
船を求めて
このステージには泉がたくさんあるので、ダイスコール(指定したサイコロの目を出せる魔法)を積極的に使っていきましょう!
……というより、泉に止まってHPを少しでも上げておかないと、海を渡るのが厳しくなります。
町に到着
じいさん「おら長ぇこと漁師をやっとるけども、こんなに海が荒れたのは初めてだよ」
じいさん「グーランの造った船はとっても丈夫だって聞いたけど、おらの船は沈んじまった…」
ちょっと切なくなる話ですね……。
ともあれ、グーランという人物が造った船は、とても丈夫らしいです。
ステージ3の敵は?
ここからの敵は、本当に強い。
泉でHPアップしてなかったら、一撃でやられそう。
ダメージ22でしょ?って思うかもしれないけど、今の時点で最強装備ですから!
ヒント:ルーレット
ふつうに戦ってお金あつめて装備を買うとなると、このステージは厳しいかも知れない。
さらに関節技のような特殊ダイスを使う敵もふえるので、苦戦を強いられることも。
それにしても脳みその敵は、どうしてもコナミのイメージになってしまう。
※コナミは「ラスボスが脳みそ」という展開が多い。
2番目の町
2番目の町に到着。
村に入ると、さっそく近づいてきた村人が一言。
村人「こんにちは、ハーフエルフさん。この近くにグーランの友達が住んでいるんですよ」
グーランとは、さきほど老人が教えてくれた船作りの名人の名では?
村人「せっかくだからちょっと寄り道して行きませんか?」
いく いかない
……ぬぬ?
このとき私の脳裏に、おぼろげな記憶がよぎった。
この展開、たしか行っちゃダメなやつだったんじゃね?
これ孔明じゃね?
そんな思いをかすかに感じた私は……。
「いく」
目先の誘惑に負けました。情けない。
この愚かな選択は、のちに10倍返しの威力をもって返ってくることになる……。
よい子は真似しないでね!
※「いかない」を選択しよう!
グーランの友人
グーランの友だちとやらは、本当にすぐそこに住んでいました。
友人「あんた誰だね? ほう、グーランに会いに行くのか。そいつはちょうど良かった」
友人「これをグーランに届けてくれないか? あいつは酒が大好きなんだ。きっと大喜びするぜ!」
!!!!!
アウトおーーっ!
やっぱりアウト案件だったじゃねーかどうするんだオイッ!
……と言ってみたところで後の祭り。ここでステージ離脱なんて真似はできない。
引き返すという選択肢などあるか!
このまま進むべし!
嫌だけど、貢ぎ物のお酒まで受け取っちゃった……
海の手前の町
やっと海まで来た……。
※注:プレイすればあっという間です。
町へ入ると、追い打ちをかけるようにこのセリフ。
しかし、船があれば逆に回復する仕組み!(+20%)
この差は大きい。
なんとしても船を手に入れねば!
そして勇者は海を見る
ついに来てしまった……。
海という名の、呪いマス群に!
きついわ、これ。
海を泳いでるあいだは、どのマスに止まっても HP-20% 。
そして全部モンスターが出る。
……あれ?
それって呪いマスよりやばくね?
連続してダイスの目が「1」なんてことになったら、生きて陸地を拝めなくなる。
そんな「まさか」が起こるのが、すごろクエストの素敵クオリティ。
だから「なるべく大きい目を出して、さっさと海から上がるのがベスト」ってわけで、ダイスコールの乱用ですよ、ええ。
HP:190あったのに、海を泳いだだけでこの有様。
まったくだ。
一刻も早く船を入手せねば命にかかわる!
ボロい船
海を渡りおえて、最初の町に到着
女性「私の主人は、このあたりの海で漁師をしていたんですが、漁に出たきり戻らないのです。あの人はきっと…」
今回は悲劇を語る人が多くて、感じ入るものが……。
なんだか大人になってからのほうが感情移入しやすくなっているような?
女性「そうだわ。あの人がむかし使っていた船があるんです。よろしかったら使ってくださいな」
ハーフエルフ&私
「ええっ、いいんですか!?」
女性「でも。ちょっとボロだから…」
ハーフエルフ「かまいません」
私「嫌な予感がします」
女性「ひょっとしたら沈むかも」
ハーフエルフ&私「…………」
女性「いえ、きっと沈むわ! 間違いなく!」
ええええ……。ここで選択!?
……まあ、ないよりはマシかな。たぶん。
不安を抱えつつも、もらうことにする。
第二の海
「見学」コマンドで、この先のマップを確認。
なんだよあの渦巻き。嫌な予感しかしねーわ。
しかし行くしかないのだ。海に到着。
まあハーフエルフにしてみれば、そりゃそうか……。
あれ!? 杞憂だった!?
渦巻きの隣のマスに止まったけど、何も起こらないじゃないですかー。
なーんだ。船、最高じゃん!
と思ったのもつかの間、ダイスの目は6なのに勝手に止まる。
っだああああああああ!!!!!
やっぱりかい!!
気を持たせてからの……で、ショックが2倍
ドラえもんマス
ところで、この「FC版ドラえもん」みたいなマスはなんでしょうね?
▲ ドラえもんのアレ。目がやられるッ、総員退避―!
止まってみるも、HPが46も削られたッ! 死んでしまう……。
すると、なにやら光がほとばしり……
ワープしたっ!!
やはりドラえもんマスだけに! ワープ!!
妖精の船
!? 勝手に止まった!!
妖精きた!!
妖精「絶対に沈まない、この船をプレゼントしましょう!」
やったああああ!!
私の時代が来た!!
絶対に沈まないとか無敵すぎ。
海の妖精、気前よすぎじゃね??
妖精の村
さらにワープして、ここに出ました。
村に到着
村に入ると、妖精に呼び止められました。
海の妖精がついてきたわけじゃないと思うから、たぶん別の妖精。
そう、きっとここは妖精の村。
妖精いわく、羅針盤を届けて欲しいらしい。
ハーフエルフ
「べつに構わないけど…誰に届ければいいんですか?」
妖精「それは羅針盤が教えてくれるわ」
うわー。
結局どうすればいいか分からないヤツ!
と思っている間に、羅針盤を手に入れた。
海…陸地…そして海
船ってすごいね!!
しかも絶対に沈まないんだよ!
最初の航路は短い。
そして小さな島に上陸。
その先に、また海。
往く手に見える渦巻きが少し不安だが……でも私の船は沈まないはずッ!!
ほーら、無事に通過さ!
そして上陸。
あー疲れたっと。
死亡フラグと悪夢
町に到着すると、女性が待ち構えていました。
女性「こんにちは! ようこそ、サイランドの勇者さん」
羅針盤を渡す相手かな……と思っていると、
えっ!?
存在すら忘れてたよ、グーランなんて。
いや、行かないですよ。っていうか、行きたくないんですけど。
だって嫌な予感バリバリ最恐No.1ですから!!
ええええ……。
グーラン完全にヤバいやつじゃん。
他人の船見て狂ったように暴れるとか、警察のご厄介になる案件じゃん。
えああっ!?
預かっておくってなに!?
なんのことマジで。いやマジで!
すごろクエスト ダイスの戦士たち 完
絶望と船
あのとき、あの場所で、あの選択をしたからこそ……。
絶望が在る!!
「絶対沈まない妖精の船」を奪い取られたショックは殊のほか大きく、まさかちょっとした過ちがこれほど大きな悲劇を生むとはと、悔やんでも悔やみきれない私。
しかもこの先、何が待ち受けているか分かる今となっては……。
地雷だと分かっているのに踏まねばならぬとはッ!
分かってましたけどね……。
分かってたけど……まあ、ないよりましだけど……。
ちなみにこの船、酒を飲んで酔っ払いながら造ったらしい。
はっはっは。完全にフラグ立ってますね。
というわけで、危ない船が手に入りました。
グーランの隠しアイテム
ちなみにグーラン曰く「近くの洞窟に隠している宝物」をくれるというので、寄り道します。
光の届かない洞窟に踏み込むハーフエルフ。
「こんなところに、ほんとにあるのかな? まっくらだ…」
ハーフエルフ「あったあ!」
私「あったあ!?」
もう完全に酔っぱらいのたわごとだと思っていたので、思いがけずマトモなアイテムに驚きを隠せない私。
ちなみにマジックメイルは誰でも装備できるので、グーランにしては本当にお宝です。
まあ、売るけど。
最後の海 ~死出の旅路~
最後の海はこんな感じ。
ぐるっと回るようなルートでボスの城に到着。
意外と海のマスが長いが……船はもつのか??
……結論から言いましょう。
グーランの船は、
たった5マスで沈みました。
ボロの船の比じゃねーぞ!
ここからは完全に自力で泳ぐしかないです。
海が果てしなく長い。本気でキツイ……!!
なんとか島に辿りついたものの、海を3分の2ほど泳いだだけで、HPは大激減。
579 → 275
良い子のみんなは、絶対にグーランの友人に会いに行っちゃだめだよ!
途中にある最後の村は、ボス戦に負けたあとで立ち寄る村と同じ。
つまり「いちど城に戻る」が選べる場所。
見りゃわかるだろ。
でも苦労してここまで来たからこそ、サイランドには戻れない。
ボスの城まであと少し……!
頑張って泳ぎ切る!!
戦闘中に回復呪文を唱えたほうが効率がいいので、戦闘を上手に活用。
やっとここまで来た!
さあ、ボス戦だ!!
ボス戦! VS クラーケン
ついにボスの城に辿りついた!!
ハーフエルフは、怪しい気配のする洞窟へ足を踏み入れた。
「何かいる…。誰だ、正体を見せろ!」
ボスは女だ!
それだけで姿を見るのが楽しみになりますね。
クラーケン
「ウフフ。よくここにいるのが分かったわね。
この海の魚はぜーんぶ、アタシたちモンスターの食料になるのよ!
人間には食べる権利、ないのよ!」
ハーフエルフ
「勝手なことを! 許さんっ、覚悟!」
怪人イカ女登場。
イカなのに、ものすごく健康的な肌色ですね。
ハーフエルフが、みかんとカレーを食べ過ぎたが如くのイエロースキンに見える。
戦闘スタイルは基本的に同じです。
しゅりけんでHPを削ってから、
力のダイスで攻撃 → 投了図。
あっさりしすぎてごめんね。海鮮だけに。
というより、ここに至るまでの経緯のほうがえぐすぎて……。
祝福の玉
クラーケンが宝箱を落としました。
中身は、祝福の玉。
ボスが落とした宝箱だ!
さぞかし素晴らしいアイテムだろう!
……と思いきや、
なんと、手に入ったのは「経験値1」でした。
これを見た瞬間、本気で二度見しました
売ったところで、殺意をおぼえる7G。
後生大事にかかえてるアイテムじゃないですぜ!
さっさと使うか、売りましょう!
後に起こる悲劇を未だ知らぬまま、
GOOOOOOOAL!!!!!
♡ ステージ3 クリア ♡
♡ おめでとう ♡
ハーフエルフは、クラーケンを倒し、平和な海を取り戻した!
王様「さすがはサイランドの勇者。見事に解決してくれたのう。これでこの国も安泰じゃ」
村人「海に魚も戻ってきました! これで元どおり仕事ができるようになりました、ありがとう!」
女性「主人が無事に帰ってきたんです。今までモンスターに捕まっていたんですって。何とお礼を言えばよいのか、勇者様のおかげですわ!」
この村人がグーランじゃないことだけは、ハッキリ分かります
♡ ステージ3 クリア ♡
次回予告
長い記事を最後まで読んでくれて、本当にありがとう!
次回
「魔法の森」
みんなに幸せフルフルチャージ!
▼ つづきはこちら
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