【前回のあらすじ】
無人島に住む現地人に襲われた
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トラ退治
ある日、ふと思い立って目黒老人(奇妙な小屋)を訪ねてみることにした。
すると……
トラ退治についての会話が始まった!!
「どうやって手に入れるんです?」
と尋ねる沙織に、
「とりあえず残留兵の目黒さんのところへ行ってみようかの」
と教授。
話を聞いてくれるかは分かりませんが、まあ物は試し。
さっそく目黒老人に相談したところ……
そう言って手渡されたのは、まさかの
参八式歩兵銃!
満州事変に始まり、第二次世界大戦でも活用されたライフルですね。
これが平成(ゲーム発売時点)においても現役で使えるとするなら、目黒老人にとってかなりの資産のはず。
「いいんかい?」
と尋ねる教授に対し、
ぶっきらぼうですが、じつは親切な人だったんですね!!
有難く頂戴し、鍾乳洞に向かいます。
いなくなってくれれば、それに越したことはなかったのですが……どうやらねぐらになっている様子。
「大丈夫さ、今度は武器があるから」
参八式歩兵銃を軽く持ち上げる主人公に対し、
「トラさん、殺しちゃうのぉ?」
と、不安そうな鈴音。
「ぼくらが食べられるよりいいだろ」
「う、うん」
「よし、タマの装填ができた。準備OKだ。鈴音、行くぞ」
「う、うん」
鈴音の答えは歯切れが悪い。私もあまり気が進まないので、殺さずにすむのならそれが一番なのだが……。
さて、三八式歩兵銃の装弾数は5発。有効射程距離460m。意外と遠くから撃てるが、それは射撃の腕があれば命中する前提の話であり、ここへきていきなり銃を持った主人公にどれだけのことができるか……。
「ちくしょう!はずれたか!」
「でもトラさん逃げてくよ!」
鈴音が嬉しそうな顔を見せる。
ゲームの話とはいえ、何もしていないトラを殺すのは忍びないので、ほっと胸をなでおろした。
さて、これでやっと鍾乳洞に入ることができたわけだが……
真っ暗!!
何も見えない!!
「こりゃ、懐中電灯が必要だ。出直しだな」
主人公の言葉に、鈴音もプレイヤーもがっかり。
それにしても主人公と鈴音の比率、おかしくない?
鈴音、顔も体もデカすぎる!!
これじゃ豆タンクだ。後ろから突進したら、主人公が洞窟の奥へフッ飛んでいきそう。
2つ目の戦闘機
その日、教授と沙織はジャングルの中を調査していた。
元気よく前を行く沙織の足が止まったかと思うと、彼女は何かをつまみ上げた。
「なんか機械の破片が落ちてますよぉ」
教授もそれをのぞき込む。
「ほんとじゃな。この近くに何かあるのかもしれんな」
「あ、あれ!」
教授曰く、マニアが見たら泣いて喜ぶ本物の戦闘機発見!
沙織にとっては、絵里奈さんと一緒に発見して以来、二度目の遭遇。
コックピットが無傷!
上記画像を見る限り、ちょうどコックピットあたりがバラバラに砕け散っているような気もしますが……画面外にきっと無傷で残ってるんでしょう!
その他ワイヤーや気圧計も使えそうなので、持って行くことに。
「中にいた人はどうなったんでしょうね?」
少し心配そうな顔をみせる沙織に、教授は一言
「きっと脱出しておるじゃろ」
「そっかあ」
沙織も秒で納得!!
相変わらず何の根拠もない言葉ですが、事実はどうであろうと希望がもてる励ましはいいことですよね!
【入手したもの】
アクリル板
ワイヤー×10
気圧計
これで、本島で手に入るものはほぼ集め終わったと考えてよさそうです。
洞窟に行くための懐中電灯の修復、そして離れ小島へ渡るためのゴムボートの修復が急がれます。
最大の敵。「作成」できない!
さて、あらかた無人島探検を終え、その全貌が見えてきたので……
いよいよ「作成」に本腰を入れたいのだ。
しかし、この「作成」というものが、全然よく分からないので困った。
と言うのも、理香に話しかけると文明を発展させるための方法を教えてくれるのだが……
「砥石」を作るには、「粘土(赤)」が5個必要です。
「針」を作るには、「針金」が1個必要です。
いや、持ってるじゃん!!
余裕すぎるくらい持ってるじゃん!!
なのに「作成」をすると……
作成アイテムに「まき」「材木」しか出てこない。
「砥石」や「針」が出てきてくれない。
何故!?
「持っているのに作れない」
これが私にとって最大の謎であり、ゲーム進行を阻害する最大の要因でもあった。
結論を言ってしまうが、私を悩ませていた理由はこれである。
他に「作成」以外やることがなくなって、追い詰められて初めて気づいたことだが、とりあえず作れる「まき」「材木」を作成していれば、金属加工や布皮加工も上がっていくのである。
しかしこの時の私は「作れる物がまきや材木しかないのだから、木材加工レベルは上がっても、金属加工レベルは上がらない。つまり、何かが足りないんだ」と、思い込んでいた。
その思い込みによる熱意は「探検」と「調査」にすべて注がれ……
気が付くと、島は網羅され尽くしていた。
「この思い込みがすべての敗因だった」と言っても過言ではない。
(いるか分からないけど)これから無人島物語をプレイしようと思うチャレンジャーがいるなら、ぜひ覚えておいてください。
「作成」は初期段階から積極的に行いましょう!
島の資源(特に食糧)がなくなったら、最後の最後でこのゲームは詰みます!!
★つづく★
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