「アンコンシャスバイアス」という言葉があります。
過去や周囲の影響などから形成された強烈な思い込みのことで、自分では気が付くことができないそうです。
今回の出来事がまさにこれでした。
それが今回取り上げるルーター事件です。
「そろそろ変えないとな……」
そう思いながら、気が付けば10年ほど使っていたIPv4ルーター。(←色々な意味でおすすめできません!※1)
しかし、とある出来事を前に、重い腰をあげて新たにIPv6対応ルーターを購入したのです!手元にある物と同じ、バッファロー製品。
しかしこのことが、まさかの事態に発展するとは……。

みなさん、私と同じ轍をふまないように気を付けてね!
これが購入したルーターだ!
今回、購入したルーターはこちらです。
金額を見た瞬間、決めました。
「新しいルーターなんて2万超えるじゃん……」と思い込んでいたのが気乗りしない理由の一つだったので、こんなにお安く手に入るなら早く購入していればよかったです。

(私の中では)安定のバッファロー。
おすすめ!
購入前に気を付けること
端末は対応しているか?
たとえば上記で紹介したルーターは、購入時に wi-fi5・wi-fi6・wi-fi7 から選ぶことができます。
当然、wi-fi6 より wi-fi7 のほうが通信速度も速いのですが、wi-fi7に対応している端末でなければ購入しても意味がありません。
そのため、事前にスペックを確認しておく必要があります。
私は今年 Omni Desk (AMD) を購入 していますので、公式オンラインストアにてスペック表を確認。wi-fi6に対応していることが分かります。
ひかり回線は対応しているか
ほとんどのプロバイダは標準契約にてIpv6に対応していますが、一部、追加オプションとして提供している企業もあるようです。
その場合、有料にて追加契約しないと使用することができません。
せっかくルーターを購入してもIpv6が使えないという事態になる前に、ご自身の契約を書面やネット上のマイページで確認しておきましょう。
私の場合は楽天ひかりを使用していますので、メンバーズステーションから利用状況を確認することができます。
現ルーターの通信速度を確認
ルーター交換後の速度と比較したい方は、事前に通信速度を確認しておきましょう。
おすすめのテストサイトは以下3つです。

スクリーンショットなどで、記録を取っておくといいかも!
また通信目安として、今回おすすめしているバッファローの公式ページ「Wi-Fiの速度の目安は?ストレスのないWi-Fi環境をつくろう!」より下記画像を引用させていただきました。ぜひ参考にしてください。
※バッファロー公式ページWi-Fiの速度の目安は?より引用(スクリーンショット)
ルーターの接続&設定
基本の接続
基本的に難しいことは何もなく、付属の「取扱い説明書」の通りに行えば、すぐにつながると思います。
また、旧ルーターにバッファローを使用していた方は「引っ越し機能」で設定を引き継ぐこともできます。
AirStationで設定を確認する
以前はCD-ROMが必要でしたが、今は当たり前のようにWEB設定です。
「192.168.11.1」をブラウザのURL欄に入力すれば、エアーステーションが開きますので、
❶ ログインしたら……
❷「詳細設定」を選択しましょう。
❸「ステータス」→「システム」の中にある「Internet」欄を確認。
接続方法は「クロスパス(※2)」になっていますか?
一緒に「状態」も確認します。
ここが「未接続」となっている場合は、ネットがつながっていません。
❹ 新しいルーターは問題ないと思いますが、念のためもう少し下にある無線欄の認証方式が「WPA2 Personal」「WPA3 Personal」「WPA2/WPA3(混合モード)」になっているか確認しておくといいかもしれません。
新旧ルーター、速度比較(1回目)
では早速、新旧ルーターの通信速度を比較してみましょう。
●google インターネット速度テスト
●インターネット回線速度テスト | Fast.com
●インターネット回線スピードテスト| USEN

……全然変わってなくない?
むしろ遅くなってない??
え、こんなもの?
Ipv6の実力なんてこんなものなの?
私は少しだけガッカリしましたが、期待しすぎたのかもと思い直しました。
通信速度で困っていなかったというのもありますし、各設定を見直しておかしな点がないことも確認していたからです。
……しかし、私は気づいていませんでした。
自分がとんでもない間違いを犯していることを……。
致命的ミスを発見する
結論から言いましょう。
新ルーターは、Ipv6設定になっていませんでした。
この致命的ミスが起きた主な原因は、こちらの項目でも挙げた「バッファローの引っ越し機能」です。この機能、本当に文字通り旧ルーターのすべての機能を引き継いで上書きされていたのです。
さらに、以下の理由から気づくことができませんでした。
●「引っ越し機能」をわざわざ搭載するくらいだから、簡単に設定できる(当然新機能が優先される)と思い込んでいた。よって移行した情報は、新機能の足りない部分に当てはめられる程度のものだと思っていた。
● 新ルーターの無線名は「Baffalo-5G-〇〇〇〇〇」のように速度が表示されているが、旧ルーターでは英数字の羅列だった(例:WA056816G145-1)。
● Ipv4接続でも、名目上の設定はクロスパスになっていた。
「見た目は新ルーター、中身は旧ルーター」だなんて思いもしなかったのです。
引っ越し機能によって移された不要な情報を消そうとしたタイミングで、初めて気づきました。もし気づかなかったら、新しく購入したルーターなのにビンテージ版で使い続けるところでした。思い込みって怖いですね……。
新旧ルーター、速度比較(2回目)
前回は、組み立ての初手から間違えてしまいました。まるで坂田三吉の九四歩です。
仕方がないのでルーターをリセットし、改めて新規接続を行いました。
……というか、はっきり言わせていただきましょう。
引っ越し機能意味ある!?
古い設定がぜんぶ上書きされるとか、まったく安心できねーわ! みなさん、新規接続が安心です!おすすめです!!
「Ipv6にしたのにぜんぜん速くならない」という声をよく見かけますが、実はみなさん旧設定のまま使ってませんか?って話です!
……他人事ではないので、熱くなってしまいました。
では改めて、新旧ルーターの速度比較を行ってみます。
※新ルーターは5Gで接続したときの結果です。
●google インターネット速度テスト
●インターネット回線速度テスト | Fast.com
●インターネット回線スピードテスト| USEN
● 通信速度まとめ
| テスト元 | ルーター | 通信速度 | |
| ダウンロード (Mbps) |
アップロード (Mbps) |
||
| 旧 | 58.7 | 78.7 | |
| 新 | 89.5 | 92.5 | |
| Fast | 旧 | 53 | 52 |
| 新 | 86 | 91 | |
| USEN | 旧 | 47 | 72 |
| 新 | 87 | 100 | |

速度がはっきりと変わった!
これか!
これがIpv6なのか!
知識として得ていても、自分の目で見ると嬉しいものですね!
結論
ルーター交換は大正解でした!
同じことを繰り返しますが、もっと早く変えればよかった。
そしてこのルーター交換には、じつは大きな意味がありました。
その理由は、次の記事をご覧いただければ分かると思います。
古いルーターをお使いの皆さま、新しいルーターいいですよ!最高ですよ!これは速度だけじゃなく、セキュリティ面でもお勧めいたします!

手元にある新しいルーターの速度がいまいちな方は、設定の見直しをするといいかもです!
★記事に取り上げた新ルーターはこちら★



















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