【SFC】無人島物語・初見プレイ日誌2|新たな出会い~三人の女性

無人島物語

【前回までのあらすじ】

原因不明のエンジントラブルにより、飛行機が海に胴体着陸 → 無人島漂流。

同じように飛行機事故により無人島に流れ着いた仲間2人と合流した!

 

▼ 前回記事はこちら

【SFC】無人島物語・初見プレイ日誌1|基本の操作と二人の仲間
謎の飛行機事故で無人島に漂着した主人公と仲間たちの明るく楽しい奮闘記。「無人島物語」プレイ日誌スタートです。ツッコミどころも満載。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

パーティーを入れ替える

仲間たちはステータス状態によって、その表情を変化させます。

 

たとえば疲れがたまると、辛そうな表情を見せたり、泣いてしまったりします。

教授はお疲れのご様子。出会ったときは、疲れ知らずのような感じだったが。

ちなみに疲れがたまった仲間とパーティーを組んでいる場合、相方も行動できなくなるので注意が必要。

 

いっぽう鈴音は元気いっぱい。バナナを取りに行きたいらしい。

 

後になって気づいたことだが、じつは仲間たちに話しかけると重要なイベント発生につながるセリフを言うことがある

こまめに話を聞いてあげて、普段と違うことを話したときには、ぜひ希望どおりにしてあげると吉!素敵イベントが起こります。

 

この時点ではイベントのことは知らなかったが、私はゲーマーとして基本的に登場人物の望みをかなえてあげることにしている。

「鈴音がバナナを取りに行きたいって言ってるし、行ってみるか」と、鈴音を連れていくことにした。

 

教授をはずして、鈴音とパーティーを組む。

パーティーの入れ替えは、メニューの「編成」から行うことができます。

 



可愛い仲間

鈴音と一緒に「バナナの木」の調査に行く。

 

イベント発生!

鈴音がはしゃいでる。やっぱりむさくるしいおっさんより、明るくて素直が女の子と一緒だと調査も楽しいね!

 

一緒にバナナを取り始め、しばらくすると鈴音が急に黙り込んだ。

不思議がる主人公に、鈴音が「あれ……」と指をさす。

 

バナナの木の上に、小さな白いサルがいた。

「おいで、おいで、こわくないよ」

鈴音がまるでナウシカのようなセリフと共にさるを呼ぶと、さるはスルスルと下りきて鈴音の肩に乗った。

 

出会ったばかりなのに、鈴音にすっかり懐いたおさる。

「鈴音がママになってあげるね。一緒に寝ようね」

鈴音自身も、母親と離れてさみしいのだろう。主人公もあえて止めなかった。

 

「名前をつけてあげなくちゃ!」

と嬉しそうにサルをじっと見る鈴音。

「何がいいかな……目がうるうるしてるから、“うるる”!」

「そりゃいいや!」

主人公も合槌をうつ。

 

こうして小さなおさるの「うるる」が仲間になった。

ただしうるるはあくまで鈴音と一緒にいるので、パーティーを組むことはできない。

 

メインキャンプにも、うるるの姿が!



奇妙な小屋

仲間が増えたので、食料調達も重要になってきた。

しばらく探検 → 調査で食料を調達し、組み込みをしていく。

 

すると、奇妙な小屋を発見した。

主人公「なんだぁー? 人が住んでるにしては……」

鈴音「ねえ、なんか聞こえるよぉ」

主人公「ん? 人の声だ!」

 

驚いた二人が小屋の中に入ると、そこにはなんと……

木で作られた檻の中に、女の人が閉じ込められていた!

 

「ちょっと! じいさん! 早くここから出しなさいよ!」

という台詞から察するに、どうやら老人に捕まった模様。

 

……ん? 老人がいる?

無人島じゃねーじゃねーか!

タイトル詐欺という掟破りが早くも序盤で演じられ、動揺するプレイヤー。

 

主人公たちが姿を現わすと、女の人は声を張り上げた。

「あなたたち、誰ですの!?」

「通りすがりの漂流者ですけど……」

「!? なんでもいいわ!」

サラっと流された!!

「早くわたくしをここから出してくださいませ!」

ボイスもあてられてないのに、キンキン声が聞こえてくるようだ。

 

またしても私と主人公がシンクロ率200%!

それでもカギを開けようとする主人公に対し、ダメだししてくる女性。

「早くしてくださいな! 遅いですわね、もう!」

 

……開けるのやめようかな。

と思ったプレイヤーの思いとは裏腹に扉がひらき、女が出てきてしまった!

 

「ふぅー。やっとこの変なオリから解放されましたわ!」

今にも檻を蹴飛ばしそうな雰囲気の女性に、

「大丈夫ですか?」

と声をかける主人公。

 

ありがとうございます “わ”!?

「わ」は余計じゃね?

無理してお嬢様言葉をしゃべるから、ボロが出るんじゃないだろうか。

この人を見ていたら、昭和のなれの果てである「タカビー」という言葉を思い出した。

 

……と思っていたら、

どうやらこの女性に対しては、主人公と私の意見は完全一致していると判明。

ちなみにタカビーとは、高飛車な女性をさします。

 

「あなたも飛行機事故で?」

話題をかえる主人公。

「この制服を見ればお分かりになりませんこと?」

にべもない女性。

 

小柳絵里奈!

ようやく名前が判明した。

 

「スチュワーデスさんなのぉ? じゃあ鈴音のお母さん、どうしたか知ってるよねぇ? お母さんどこにいるのぉ? ねえ教えてよぉ!」

絵里奈にすがりよる鈴音。

 

絵里奈は困惑した様子で、

「ごめんなさい、わたくし何も分かりませんの。ただ……」

と、彼女の語るところによると、救命ボートから上陸してジャングルに入ったところで、兵隊の格好をした変なじじいに捕まってしまったらしい。また上陸時はすでにひとりだったとのこと。

ひとりで見知らぬ島に上陸して、いきなりジャングルに分け入るとは……。意外とタフな精神力をお持ちのようですね、絵里奈さん。

 

「とにかくここから出ませんこと? あのじじいが帰ってきたら捕まってしまうわ」

それは勘弁願いたいので、絵里奈を仲間に加え、早々に引き上げることにした。



奇妙な小屋 その2

絵里奈が仲間になったことで、2組のパーティーが組めるようになった。これにより行動力が増し、作業回転率もあがるというもの。

 

面倒なので教授に押しつけ、ためしに奇妙な小屋を再訪させてみた。

案の定さわぎだした絵里奈を、軽くいなす教授。意外とこのペア合うかもしれない。

すると……

 

あっ! 老人が出てきた!!

その姿を見て、さらにさわぐ絵里奈。

「まさかまたお会いするとは思っても見ませんでしたわ。もう捕まりませんわよ!」

 

うわー、辛辣なマジ返しきた!

絵里奈さん、どこにいっても持て余されるタイプみたいですね。

 

彼女では話にならないので、代わって教授が問答する。

「失礼ですが、おたくはいったい……?」

「わしか? わしは大日本帝国陸軍 第13師団 2等兵 目黒権之助じゃ」

「何を言っとるんじゃ」

教授も困惑。

どうやらこの目黒老人、まだ戦時中だと思ってるようですね。小野田さん、横井さんらほど過酷な生活は送ってないようですが。

 

「目黒さんといったか。戦争はもう終わってるんじゃよ」

「何を言っとるんじゃ、そんなことあるはずがない! 帰れ!」

教授の説得もむなしく、すごすごと撤退。

終戦に気づいて、いつか日本に帰れるといいですね。

……って、他人事じゃないけどな!



きれいな泉

食料はある程度、確保できるようになってきたものの、やはり飲み水が乏しい。いつまでも救命ボートから見つけた飲料水に頼れないし……。

 

そう思っていた矢先に、

これは! 期待できるのでは??

 

!?

サスペンスなら変死体発見のタイミングだが、これは陽気な無人島物語♪

「あ、人だ!」

「大丈夫か、しっかりしろ!」

からの

 

「み……みず」

 

鈴音「お水だって!」

主人公「ほら、飲めるかい?」

女性(ゴクゴク……)

女性「ふぅ……ありがとう」

 

なんとか元気を取り戻したらしい女性に話を聞くと、やはり飛行機事故でこの島にたどりついたらしい。

ものすごく水が飲みたい人と、すぐ目の前にある泉。そしてここは無人島! 助けなんてあてにならないから、這いつくばってでも前進する気がするが……。

まあ、実際にはいっぱい人いるけどね!

 

主人公が「とにかく落ち着けるところに運んであげるよ」と、手を差し伸べる。

 

中嶋理香が仲間に加わった!

 

ちなみにネット調べによると、この中嶋理香が全シリーズを通してのヒロインということになるらしい。ヒロインにしては、ずいぶん地味な登場だ。イベントも短いし。

 

ともあれ、これで飲み水も確保できた!

だいぶサバイバルライフになじんできたぞ!

 

キャンプもだいぶ賑やかになった。



最後の仲間

中嶋理香が仲間に加わった直後、イベントが発動。

 

メインキャンプの傍らに立ち、中をうかがっている様子。

 

女の子「すみませーん! だれかいませんかぁー!?」

その背後から近寄る主人公。

主人公「きみ……」

女の子「キャー!!」

 

叫ばれた!

主人公は心にダメージを受けた。

 

「 “キャー” って、そんな驚かないでくれよ」

傷ついた心情を披露する主人公。いきなりすぐ近くで人の声がしたのに驚くなという方が無理だと思うが。いちおう無人島だし。

 

振り向いた姿を見ると、女子高生のようだ。

「小屋には誰もいなかった?」

とたずねると、うなずく女子高生。

 

「ほかに誰かいるんですか?」

「俺のほかに4人、みんなあの飛行機事故で流れ着いた者ばかりさ」

「私だけじゃなかったんだ! よかったぁー」

この会話から察するに、どうやら仲間が4人そろうと自動的に発生するイベントのようだ。

 

女の子は、倉嶋沙織というらしい。

流れ着いたのは、ずっと向こうの海岸だったらしい。無人島横断するとは、なかなかの体力の持ち主である。

 

そうそう、何事もあきらめずにやりきることが大事だ。力尽きて泉の手前で倒れた理香に聞かせてやりたい。

 

立て続けに若い女性が仲間に加わり、これで総勢6名が打ちそろった。

本格サバイバルはこれからだ!

 

~つづく~



 

コメント