【前回までのあらすじ】
仲間が全員そろい、今後の飲み水も確保できた。
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ステータスについて
ここで、ステータスについて簡単に説明しよう!
主人公を含む仲間たちは、それぞれ「HP」と「CO」がある。
取説を読んでいないので推論ではあるが、HP=体力、CO=気持ちだと思われる。(COがなんの略かは調べていないので不明)
このうちHPが赤くなった場合には「肉体的な疲れ」が生じているので、仲間たちは疲れた顔をしたり泣いたりして、その日の行動を拒むようになる。基本的には、休ませればすぐに回復する。
問題はCOで、この値が高いと嬉しそうな表情になり、低いと怒ったり不満そうな表情を見せるようになる。これがどうすれば回復するのか、初見ではよく分からない。
ちなみにこのCOは「日々のステータスの増加・減少」に影響をおよぼすらしく、COが高いほどステータスも上昇しやすいようだ。
▲ 青が増加、赤が減少。
これらはプレイしていく中で気づきを得ることもあると思うので、今後も色々と試してみることにする。
文明度について
キャンプで理香に話しかけると、
「文明度の説明をしましょうか?」
と聞かれる。
この「文明度」は、島を脱出するために非常に重要な要素だ。
以下、初期の理香の話をまとめるとこうなる。
加工 | レベルアップに必要な物 | 作成するための材料 |
木材加工 | のこぎり | |
金属加工 | と石 | ねんど(赤)5 |
燃料加工 | まき、鎌 | |
電気加工 | ペンチ | |
布加工 | 針 | 針金1 |
加熱加工 | 低温がま | ねんど(白)8 |
ただし必要なものを教えてくれても「どうすれば、それぞれの文明度が上がるのか?」は教えてくれない。
これが後に私を苦しめる最大の要因となった。
作業場(プラント)の建設
ある日、理香がこう切り出した。
なんと、もう一つ小屋を作ろうという。
「何をするところなの?」
不思議そうにたずねる鈴音に、
「丸太を材木にしたり、島でみつけた道具を修理したり……。島を出るためには多くの道具が必要になるでしょう? そのために作成や修理を行う場所なの」
と優しく丁寧に教える理香。
これらの言動から分かる通り、理香はこの島を脱出するためのキーパーソンである。物語の基軸(島からの脱出)も、彼女の助言に従って進んでいくようになる。
そして(またしても)アッという間に♪
プラントが完成!
今度は6人がかりで作っているはずだが、出来栄えはメインキャンプと同じである。
「これで一歩、無人島脱出へ近づきましたネ」
プラントを見上げて満足そうに語る沙織に、絵里奈がすかさず口を挟む。
「何をのんきなことを言ってるんですの、沙織ちゃん。本当に大変なのはこれからですわ。やらなきゃいけないことをやる。それが大事なんですのよ」
へー。たまにはいいこと言いますね、絵里奈さん。
理香が私の気持ちを代弁した!
何だこのゲーム、いちいち私の心を読んでくるぞ?
「なんですってぇ?」
「とにかく私たちがやらなければならない事はまだまだたくさん残されているわ」
いきり立つ絵里奈を無視する理香。そんなんだからゲームを通して仲が悪いのだろう。
「私、がんばりまぁす」
「あたしもがんばるぅ!」
沙織と鈴音のおかげで、険悪な空気がやわらぐ。理香が主人公を振り向いて言う。
「リーダー、よろしくお願いします」
最後まで教授の出番なし。
アイテムの組み込みをしよう!
プラントが完成すると、それまでに入手していた道具が組み込めるようになる。
道具の組み込みをしないと作成できないアイテムもあるので、忘れずに行おう!
▲ メニューの「プラント」から組み込める。
アイテムを作成してみよう
プラントが完成したことにより、ずっと使えなかった「作成」ができるようになる。
上記画像を見ると、現在「ラワン丸太」を29本持っており、内3本を消費して「まき」を24本作製できるということが分かる。
材料をいくつ消費するかはプレイヤーが選択できる。
さらに作成した「まき」を燃料として組み込み、きれいな泉(理香が倒れていた場所)で湧水を組んでくることにより「飲料水」が作れるようになる。
自分たちで飲み水を作るって、サバイバル感が伝わるよね!
また、材料から道具を創り出すこともできる。
ナイフと材木で「かんな」が作れる。そしてこの「かんな」を使い、さらに別のアイテムを作れるようになるのだ……!
どうです、サバイバル感が出てきたでしょう?
▲ 作成した道具は忘れずにプラントに組み込もう! 慣れないうちは、ついつい忘れがちになっちゃうけど。
楽しい無人島探索!
このゲームは、とにかく楽しい!
アイテムを作成してサバイバルを満喫するのも楽しいけど、とにかく無人島探索が楽しいのだ!
未知の領域を探検し、何も見つからない時もあるけど、発見できたときはワクワクするし、それが重要そうなアイテムなら尚更だ!
そして調査にて入手できたアイテムは、一点物の重要アイテムのときもあれば、ただの材料のときもある。
島全体はかなり広いので、やりごたえは十分!
また無駄なアニメーションもなく、カーソルの移動もスムーズ。全体的にシステムが軽快でサクサク進むので、ゲームテンポがかなり良い!
このため、ついつい手が止まらなくなってしまう。
親子ならお母さんが、夫婦なら奥さんが、
「あんた、ご飯できたわよ~」
と呼んでもゲームに熱中しすぎて食卓に行かず、メチャメチャ怒られるパターンである。
そのくらい中毒性がある。とにかく楽しいのだ!
温泉発見!
うおおっ、温泉発見!
これ、絶対イベントが発生するヤツでしょ!
……と、早速調査に行ったところ……
ワクワク……。
……。
…… ……。
え!?
それだけ!?
えっ、いや、ちょっと待って。ホントにこれだけ?
希硫酸が手に入って終わりなの??
温泉のくせにイベントなしとは何ごとぞ!?
このプレイヤーを混乱と絶望の谷に突き落とすような所業は、しかし前座であった。
お楽しみの時間は忘れた頃にやってくるものなのだ。
着替えセット
ある日、沙織と教授が海岸を散歩していると、ひとつのトランクが流れ着いているのを見つけた。
「開けられますか?」
教授を振り返る沙織。
「ほれ、貸してみぃ」
トランクを受けとった教授がちょっといじると……
「ほれ、簡単なもんじゃ! わしを誰だと思っておる。だてに墓掘りをやっておらんぞい」
教授……それダメなやつ。
盗掘じみた自慢話をする教授をスルーし、トランクの中身を確認すると洋服であった。
「わぁ、洋服がいっぱい!」
「こりゃ助かるわい」
「早く持ってかえりましょう。きっとみんな喜びますよ」
喜んだのは案の定 絵里奈さん……
……だけではなくて、みんな大喜び!
「鈴音、これとった!」
「ふぉっふぉっ! 鈴音のサイズは他の誰にも着れんよ」
「ちょうど一家族分の着替えですね」
「ぴったりだ、助かるなぁ」
しかしこのメンバー全員にぴったりサイズの服が一つのトランクに入っており、海を漂って上手いことこの島に流れ着く確率ってどのくらいなんだろうか……。
脱出できなかった未来から流れ着いたんじゃないのか?
……と怖いことを考えたところで、次回に続く!
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