【SFC】無人島物語・初見プレイ日誌4|重要な3つの発見in無人島

無人島物語

【前回までのあらすじ】

・イベントが発生しない温泉を見つけた

・装備できないお着換えセットを見つけた

 

▼ 前回記事はこちら

【SFC】無人島物語・初見プレイ日誌3|プラント建設とお着替えセット
ステータスと文明度について。特に文明度はエンディングに大きく影響する大事な要素! 新しくプラントを建設したり、島を探検したり、着替えセットを拾ったり…今日も無人島は平和です!
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地図の入手

探検・調査を繰り返していくと、マップ上にどうしても見逃した場所が出るようになる。

なるべく広い範囲を探検したいため、欠けた場所をわざわざ調べるのがもったいないと思ってしまうのだ。

▲ こんな感じで、断片的に黒く残ってしまう場所が出てくる。

 

「こういう場所にこそお宝が隠れているかもしれない」

と思いつつ、つい後回しにしていたが、こまめにつぶしていくことに。

 

すると……。

本当に重要そうな場所が見つかった!

貴重なアイテムが手に入ることになるとは、この時まだ思いもよらなかった。

 

軍人の遺体

「おーい、そんなに走ったら危ないぞぃ!」

後ろから声をかける教授。その視線の先を駆ける沙織は手を挙げて答えた。

「だいじょーぶでぇーす!」

「しょうがないヤツじゃのぉ」

返事を受けて、教授は愉快そうに笑う。沙織は元気が有りあまっている少女なのだ。教授もその溌溂とした姿を見るのが楽しいのだろう。

だがのんびりと後ろから歩いていく彼の耳に、沙織の悲鳴が聞こえた。

「どうしたい!?」

慌てて彼女がいるところまで駆けていくと、沙織は足元を指さして震えている。

「こ、これ……」

そこにはボロボロになった服を着て、すでに白骨化した兵士の姿があった。

目を閉じ、手を合わせる教授。

「軍人さんなんですか?」

おそるおそる尋ねる沙織に、教授はうなずいた。

「そうじゃろうな……。 ん? これは?」

「あー、さわっちゃだめですよぉ」




「いや、この胸ポケットの紙じゃよ。……地図みたいじゃな」

「どこのですか? ひょっとして、ここの?」

沙織も、紙を広げて持つ教授の手元をのぞきこむ。教授は彼女を振り向いた。

「ここのだと思うのかの?」

「だってほら、こっちから見るとここがメインキャンプで、あっちの方にはあの大きい山が見えるんですよ」

「海岸線もそれらしいのぉ……。ということはやっぱりここは島なんじゃな!」

「島なんですかー」

いや沙織ちゃん、自分で無人島って言ってたよね?

「おお、よっしゃ、だいぶ分かって来たぞぃ! ありがたい! こいつは見つけもんじゃ!」

「鉛筆もありますよ」

「こちらも頂いていこうかの」

「ありがとう軍人さん!」

沙織が手をあわせ、教授も改めて亡き兵士の冥福を祈った。

「成仏しておくれよ!」

二人はしばらく黙とうすると、地図を携えてその場をあとにした。

 

 

地図があると、こんなに違う!

地図を入手すると、メインキャンプの壁に地図が貼られるようになる。

 

この地図を選択すると……

このように、島の全景が一目でわかる地図が表示される! さらに調査するべき場所が赤く点滅しており、これも一目で分かるようになっている。

 

すごいよ、地図!

最高だよ!

 

地図を手に入れてこんなに嬉しいと思ったのは、ドラクエⅡ(SFC版)以来だよ!

 

悔やまれるのは、本来ならもっと初期に手に入るアイテムだろうに、すでに四分の一も探検を終えていることだけである。

地図上でいうと、大体こんな感じ。メインキャンプのこんな近くにお宝があったとは……。

 

しかし今回「切れ端のような未探検地も調べておこう」と思わなければ、下手すると地図の存在すら知らずにラストまで突っ走る可能性があったので、この段階で見つけられたのは幸運だったのかもしれない。



日本兵の残留物

話が前後するが、どうやらこの島に日本軍がいたらしい根拠は他にもあった。

絵里奈を拉致(捕獲?)していた目黒老人が残留兵らしいことからも見て取れるが、軍で使用していたらしい置き土産を発見しているのだ。

 

その日、調査に行ったのは沙織と理香。二人はジャングルの中をゆっくりと進んでいた。辺りを見回しながら、沙織が言う。

「どこまで行ってもずっとジャングルですね」

「足元に気をつけてね」

「はい!」

元気よく返事を返す沙織が、ふと足を止めた。

「うん? あれ、何でしょう?」

 

なんと戦時下で使用されていたらしいジープを発見!

「こんなにボロボロじゃあ、もう走らないでしょうね……分解して使えそうな物だけ持って帰りましょう」

簡単に言ってるけど、ジープを分解して必要な部品を手に入れるってすごいな。まあこのゲーム、万事において全員の技能スキルが高いんだけど。

 

理香と沙織の二人で、どれだけの時間をかけたのかは分からないが、

小型エンジン・壊

小型燃料タンク

ワイヤー10

を入手した。

 

この島から脱出するために、これら日本兵の置き土産にはかなり頼ることになる。



このゲーム最大の矛盾との遭遇

ある日、とんでもないものを発見した。

 

現地人の集落!?

 

現地人って、人が住んでるってことだよね?

いや、むしろそれ以外の意味が通らないよね?

 

無人島じゃねーじゃねーか!!

※二度目の叫び

 

いや、今度はハッキリ言って目黒老人どころじゃない。今までは「目黒老人は島に取り残されてしまった人物であり、本来なら無人島である」という一応の言い訳が成立した。

 

しかし今回は「現地人」である。ずっと昔からこの土地に根づいて住んでいる人々である。

すなわち、そもそも無人島ではなかったのだ!!

なぜだ。なぜタイトルを「無人島物語」にした? まさかとは思うがツッコミ待ちか??

 

現地人との遭遇

鈴音が、一緒に歩く教授に話しかけた。教授も片手をかざし、青空を見上げて言う。

「うむ、雲ひとつないのぉ。こりゃ陽に焼けそうじゃわい」

「鈴音、もう3回くらい皮むけちゃったよぉ」

「ふぉっふぉっ! ヘビみたいじゃのお」

「やーん、ヘビきらぁーい!」

和気あいあいとジャングルを進む中、ふいに教授が顔を険しくした。

「……しっ! 静かに!」

「えっ、どうしたの?」

驚く鈴音の肩に手をおき、教授はそっと前方を指さした。

「前をごらん」

 

「おそらくここの現地人じゃろうな」

「無人島じゃなかったようだな」

「誰だ今の」

「ねえ、どうするの?」

「様子からして、危ない人種とかではなさそうじゃが……」

 

あっさり見つかった!!

「見つかっちまったぞぃ。どうしてじゃ? 音もたてとらんのに……」

教授も驚きを隠せない模様。

「ソノコトバ モシカ ニホンジン カ?」

「ほぉ、日本語が分かるんかい?」

「ワシラ ムカシ ココ タクサン ニホンジン イタトキ オシエテ モラタ」

言葉は使わないと忘れていくというけど、数十年経ってもまだ話せるとは中々に優秀な人物のようである。

「わしら、この前、飛行機が落ちてここにたどり着いたんじゃ」

「オオキナ トリ ガ ミナミノホウガクニ オチタ ト コドモタチガ イッテ イタナ」

「うむ、きっとそれじゃ」教授はうなずきながら「日本になんとか帰り着きたいんじゃが、いい知恵はないもんじゃろか?」

「ソレハ ワシラ ニハ ムリナハナシ ダナ」

そうでしょうね。

「ダケド デキルダケ テツダイハ スルヨ」

現地人、なかなかいい人のようである。しかし、彼らは何者なのか? 教授がその点について訊ねると、

「ワシラハ パライル ゾク」

彼が言うには、豚を飼って生活をしているとのこと。また、彼の名はハッサンというらしい。ハッサンは、口を挟まずにじっと二人のやり取りを見ていた鈴音に、

「ヨロシク オジョウサン」

と声をかけた。鈴音がパッと顔を輝かせる。

「鈴音っていうんだよ! よろしくね!」

二人は挨拶をかわし、帰途についた。



発動!温泉イベント前夜祭

メインキャンプにて、ふと教授がこう言っているのを耳にした。

あっ、それはもしかして……温泉?

温泉のことですか、教授!!

つまり教授と理香をペアにして「温泉を調査しろ」ってことですね了解です!

 

さっそく教授の言葉に従い、理香とパーティーを組ませて温泉を調査したところ……

きた! イベントきた!

 

希硫酸を見つけたあとは、

▲ この表示しか出てこなかったから、どうすればいいかと思ってた!

 

イベントで、教授と理香は日々のことと、そして日本のことを語り合いながらジャングルを進んでいく。

日本に帰ることができるか分からない状況では、世界中をとびまわる教授もさすがに日本が恋しいらしい。

理香も日本での食事を思いだし、

「お刺身、お味噌汁、お茶漬け!」

と調子をあわせる。教授も調子に乗り、

「日本酒に温泉に芸者遊びじゃ! ……ふぉっふぉっ!」

「もう教授ったら!」

理香は怒ったような、呆れたような顔でたしなめる。「……でも温泉入ってゆーっくりしたいなぁ!」

「ほんとじゃな。どっかにないかのう」

「あれれ? あれ、何かしら? 湯気が立っているわ!」

「まさか! ここで温泉があったらまるでマンガじゃよ」

「はは……マンガですよねぇ。でも……ほら!」

なんとジャングルが開けた向こう、二人の目の前には温泉が湧いていた。さっそくそっと手を差し入れてみる教授。

「ほぉ。いい湯加減じゃ」

「こんなことあっていいのかしら?」

めずらしく、理香も嬉しそうにはしゃいでいる。「みんなに教えに行きましょう!」

「その前に理香さん、”新雪” を踏むよろこびを二人で味わってみんか?」

いかん、教授がエロジジイモードに!

「もう! 教授のばか!」

しかし、さらっとスルーされて終わるのだった。

 

次回、特別イベント発生!

そのお相手は……?

 

▼ つづきはこちら

【SFC】無人島物語・初見プレイ日誌5│これってデート!?特別イベント開幕★
これってデート!? おそらく各キャラクターとの好感度によって発動する特別イベントが起こりました。果たして、主人公のところへやってきた人物は…!?



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